子育て偏差値
子育てを楽しむには、環境が大事だ。
友人と私はそれを子育て偏差値と呼んでいます。笑
例えば、
○父親の協力度合が高い。勤務体系が柔軟で子育てに助けが必要な朝や夜に家にいられる。
○母の実家の近く、協力度合が高い。
○義理の両親宅の近く、協力度合が高い。
○育児に協力してくれる人が近所にいる。
○シッターやスクールを使う経済的余裕がある。
この5項目中、どれか一つでも当てはまるものがあれば、子育ては楽しくなる可能性が高い。
と、私は思う。
基本的に、「子供がかわいい」と「一緒にいて楽しい」と感じられるには、心の余裕が必要だ。
これらはまさに、その「余裕」を生む条件。
いくら可愛い我が子でも、四六時中、一緒にいてすべての家事育児を1人でこなしていたら、「可愛い」と思う心の余裕も、時間の余裕もない。
ただただ、やるべきことをこなすだけで毎日が終わるのだ。
実際、このご時世では、
核家族で父は働きざんまい、育児は母の仕事。
平日な父と子供は朝一時間だけ会えるのみ。
なんて家も多いはず。
結局のところ、それじゃあ母は苦しいよ。
私は5項目中、
●父の協力度が高い(でも家にいる時間は短いから朝一時間だけ…)
●近所に協力してくれる友人がいる(夕方とかは無理だけど、幼稚園のお迎えなど協力してくれる神的友人)
が当てはまる人。
いま、もし上の項目をチェックして、「偏差値低いわ〜私。」と思った人。
それでも子育てしてるなら、もうそれだけで偉い!偉いよ!あなた!
で、どれにも当てはまらない…となった人。
この項目中でひとつだけ自分でなんとなできるとしたら、それは、4つ目。
○育児に協力してくれる人が近所にいる。
これだけだ。
だからこれをクリアするために、人と付き合うことをしよう。
そして、それが苦手なら、行政の手を借りよう。
ファミリーサポートや一時保育などのサポートをがつがつ使って自分の時間を作ろう。
自分の時間とは、自分で自由に使える時間のこと。
買い物しても溜まった家事をしてもいい。
やろうとしていたことを、子供に中断されることなくやりきれる時間を持てば、ちょっと余裕ができるよ。
「子供にも母以外の人と触れ合う時間が必要。」
それを合言葉にすれば、罪悪感も薄れるよ。
いま、世の中の母たちは、子育て偏差値が低い中で必死に戦っている。
戦友たちに、ちょっとでも余裕が生まれるといいなあ、と思う。